2017.04.23_マリンワールド 海の中道 ①大水槽・水中エレベータ

4月にリニューアルオープンしたばかりの、
福岡県「マリンワールド 海の中道」に行ってきました!

以前訪問したときよりぐっと明るく近代的な感じになり、
大水槽やスナメリ、サメ類など堪能してきたのですが、
写真の整理が間に合っておらず。。。

当ブログには珍しく、とりあえず動画を上げてお茶を濁します(笑)
水族館で動画を撮ることは少ないのですが…。


大水槽脇にエレベータがあって、ドアが開くとエレベータはガラス張り。
うわぁ、まるで本当に水中から浮上しているみたいだ…。
これは素晴らしかったです。
(※Twitterでご指摘いただいたところ、このエレベータ自体は
 旧館時代からあった、とのことです。気付かなかったなぁ。
 いずれにせよ、日本ではあまり見かけない演出ですね!)

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【アクアなD.I.Y.】オールガラス水槽のフランジ製作

ここ10年くらいで一気に普及した感のある、オールガラス水槽(フレームレス水槽)。
プラスチックの枠が無いので透明感のある見た目がスッキリして、
インテリアにも良いですよね。

けれど、一方で難点を挙げるとすれば、水槽上部の縁が無いことで
・水槽の蓋を設置しづらい
・地震等の際に水ハネがひどい
ということが挙げられると思います。

DSC_4303.jpg

僕が買った水槽にはいちおう、こんな蓋置き用の器具が付属していたものの…。
5mm幅くらいなので、うっかり油断するとガラス蓋が落ちる…。

「水槽の水が跳ねる」については、2011年の東日本大震災の余震のときに実感しました。
昔ながらのプラ枠ありの水槽は、枠部分が「かえし」になってくれたのに、
遮るもののないオールガラス水槽は波打った水がダイレクトに部屋中へ。。。

色々対策を考えてみたものの、市販の器具でしっくりくるものが見当たらず。
ならば!自作してみようか!と思ったのです。

(水槽の内寸ぴったりにプラ板か何かを貼り合せてやればいいのではないか)
(せっかくならその上にガラス蓋を置けるようにすればいいな)
(透明感を出来るだけ損なわないように、透明な素材がいいかな)
(接着剤は水気に強いものにしないとな)

そんなことで、フランジの材料にはアクリル板をセレクト。
調べたところ、アクリル板を必要な寸法に加工・販売してくれるメーカーを見つけました。
水槽の内寸を測り、簡単な設計図を書いてみて、ネットで注文します。

その他に用意したのは以下の材料・道具。

DSC_4299.jpg

・アクリル板(3cm×5cm×4つ):土台用。水槽の4隅に接着します。
・アクリル板(細長いもの):フランジ部分。上記、土台部分の上に設置します。
・油性ペン(接着場所の印をつけるため)
・金ヤスリ(アクリル板の面取り用)
・接着剤
(マスキングテープは用意しましたが、使いませんでした)

接着剤については、耐水性、接着力、水質への影響を考慮してかなり悩みました。
結果、セメダイン社製「ハイスーパー5」を使ってみました。
A液とB液、2液を混ぜて使うタイプ。
硬化時間5分(モタモタすることを考慮し、瞬間接着はリスキーと判断)、
耐水性◎、乾燥後は透明になる、ってあたりが採用理由。
ただ、具体的な毒性は書いていませんが、「生き物を飼育する容器には使用不可」
とあります。しっかり乾燥させて、水に直接浸からないようにすれば平気かな。。。

本当は、ガラス製品と樹脂製品(アクリル)って接着の相性悪いんですよね。
なかなかベストと思える接着剤が見つけられませんでした。
(※補足:後日、水槽補修用のシリコンを使用したところ、結果良好でした)

DSC_4310.jpg

アクリル板の組み方は、こんな感じ。
4隅に、土台となる3cm×5cmのアクリル板が隠れてます。
1辺(写真左側)だけ細い(1cm幅)なのは…あとでネタばらししますね!

この写真では判りにくいですが(というより加工前ですが)、
水槽の角部分にはシリコンのでっぱりが元々あることに気付き、
角に当たる部分を金ヤスリで削り、面取りをしています。
(上記「アクリ屋」さんで、ネット注文時に面取り加工を頼むこともできます)

何度かイメトレを重ね…いざ、接着!

DSC_4308.jpg

A液とB液を、プラ板の上に適量出します。

DSC_4309.jpg

付属のヘラで混ぜます。
けっこう匂いがするので、換気はしっかりと。

DSC_4307.jpg

接着面をあらかじめ決めておき、水槽の外側に油性ペンで印をつけておきます。
今回は、上から3cmのところにフランジが来るように位置決めしました。
水平が狂わないように、できるだけ正確に測定・マーキングします。

DSC_4311.jpg

接着!
まずは4隅の土台部分を接着。自重でけっこうズレるので、硬化が始まる5分間くらい
指でしっかり押さえておきます。
面取りしたおかげで、角のシリコン部分も干渉せず。
完全に固定されるまで約1日かかるようですので、フランジ部分の接着は翌日にしました。


完成後の写真がこちら↓↓↓

DSC_4314.jpg

フランジ部分まで接着し、水を張ったところです。
ガラス蓋を置いても壊れることなく、とりあえず強度はあるようです。
(※水分のせいか、やはりガラスとアクリルの相性が悪いのか、半年ほどで
  徐々に接着部が剥がれてきてしまいました。試行錯誤の末、水槽補修用の
  シリコンがいまのところ、結果良好のようです)

そして、1辺だけフランジ幅を細くしていたのはご覧の通り、
外掛けフィルターを設置するためだったんです。
サイズぴったりで、とても気に入っています。

コツさえつかめばそれほど手間もかかりませんし、
地震対策としても効果的だと思います。
(震度4程度の地震は何度かありましたが、多少揺れても、ほとんど水が跳ねません)
アクリルを使えば見た目もそれほど損ないませんので、興味のある方はお試しを☆



2017.01.02_上野動物園・ビバリウム

さてさて、ネオケラもいいけれど、ここのメインはやはり爬虫類・両生類。



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ガイアナカイマントカゲ。寝とる。



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チュウゴクワニトカゲ。
怪獣っぽい顔つきが好きです。

カイマントカゲとワニトカゲ、似ているようでこうやって並べるとずいぶん違うな。


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チリメンナガクビガメ。
「ジーベンロックナガクビガメ」の名前でペットショップでも人気ですね。
可愛い。でかい水槽さえあれば、家で飼いたいってずっと思ってる。


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サビトマトガエル。
あんまり赤くない個体も多いけど、上野のは濃い赤で美しい。


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ベルツノガエル。


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カジカガエル。
日本一の「美声」カエル。鳴き声が聞きたかった。
スレンダーで、見た目も美しいカエルだと思う。


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種名を確認し忘れたけど、体色を灰色にしたニホンアマガエル、
でよかったかな。

2017.01.02_上野動物園・ネオケラトドゥス

1年近くぶりの更新です。。。(汗)
その間に引っ越したり結婚したり海外旅行に行ったり、
色々ありました・・・。

1日で水族館3つ回ったりとか、
結婚式に水槽を持ち込もうとして怒られたりとか、
人生初めての海外水族館レポートとか、
いろいろネタはあるんですけどね。。。

とりあえず、2017年の動物園・水族館初めは
上野動物園でした。


上野動物園の、ビバリウム(爬虫類両生類館)に行きたかったんですよねぇ。
10年ぶりくらいに行きました。
相変わらずの、トロピカルな雰囲気満点な温室。

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1月で外はまだ寒かったので、館内に入ると暑い!
メガネとカメラのレンズが一気に曇りました。。。(笑)


ぼくのお目当ては、「オーストラリア肺魚」こと、Neoceratodus forsteri (ネオケラ)です。
上野のビバリウムには、このネオケラさんがウジャウジャいるのです!!

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あ、いた。
すげぇ。。。
写真には3匹写ってますが、実際には全部で10匹以上はいたんじゃないですかね。
すげぇ。。。(このあと、水槽の前でカメラを手にしたまま、30分ほど動けず)

後からやってきたお客さんたちが水槽を一瞥して、
「なんか地味な魚」「変な魚ー!」
「コイ?」「ナマズだ!」「オオサンショウウオ?」
とか言って素通りしていきますが、そんなことすら気になりません。
ネオケラが乱舞する水景に、出るのはただため息ばかり。

あ、なんでこんな地味な魚でこんなにも大興奮しているのかというと、
この魚、熱帯魚屋にいけば、成魚サイズなら1匹30万円以上します。


分かりやすく値段で話をしちゃいましたけど、この魚に関しては
値段は副次的な要素で、そもそもこうやって飼育されていること自体が
奇跡みたいな話なんですよ。


この魚の原産地はオーストラリア東部。
メアリー川とバーネット川という2つの水系にだけ分布しているそうです。

美味かったのか、環境の変化に弱かったのか、オーストラリアが植民地化された
19世紀頃から生息数が激減、それ以来、現地では厳重に保護されてきました。
(それにしても、オーストラリアの動植物・自然保護って本当に厳重なイメージ。
 1回、現地に行ってみたいなぁ)

国際的にも、ワシントン条約の附属書IIに登録され、商業取引を厳しく規制されてきました。
熱帯魚輸入大国の日本も例外ではなく、決してペットショップや水族館で見ることの出来ない
「幻の魚」として長らく伝説的な存在になってました。

その後、時代は流れ2002年。
原産国のオーストラリアでこの魚の繁殖研究を重ねていた「ガチな人々」が
ついに養殖技術の確立に成功。
オーストラリア政府が輸出を許可した個体のみ、観賞用の輸入・販売が
認められる、ということになったのです。


ちょうど手元に、2000年発行の「古代魚を飼う(㈱マリン企画)という本があって、
ネオケラのところにはこう書いてあります。
“オーストラリア政府の手厚い保護下にあり、一般の飼育対象としては
 全く論外の域にある”

それから2年で、誰でも(お金さえ出せば)この「幻の魚」を家で飼えるようになるなんて。
2002年のことを今でも鮮明に覚えているけれど、あれは本当に衝撃としか言えなかったのです。

(正確には、それ以前からアンダーグラウンドな界隈で密輸個体が売買されてた、らしい。
 昔の上野動物園には、そんな密輸を摘発されて持ち込まれた、でっかいネオケラがいた)


そんな「幻の魚」が、上野動物園に行って入場料600円を払うだけで
ウジャウジャ泳いでいるのを、何時間でも好きなだけ眺めることができる。
まさにこれを人は「幸せ」というのです!


こんな可愛いトボケ顔で近寄って来られたら、もう、ね。

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その値段と大きさを考えると、僕が自分の家でネオケラを飼うことは
たぶん一生ないんだろうけど、
その代わりに上野動物園に行けば、いつでも見ることができる。


オーストラリアでネオケラの保護・研究に本気で取り組んできた人たちと、
あえて「ネオケラがウジャウジャいる水槽」なんてものを作ってくれた上野動物園の方々、
どっちも相当に「ヘンな人たち」だと思うんだけど、本当にありがとう・・・!

2016.01.11_アクアテラス錦ヶ丘②熱帯魚

前回に続きアクアテラス錦ヶ丘。

それほど大きな水槽がないということもあり、
展示されているのは、いわゆる「熱帯魚」がメインでした。

水槽にもよるものの、状態よく飼われた個体も多く、
それなりに種類も充実していて、ふだん家で飼育したり熱帯魚屋で見るような魚を
じっくり観察するには、なかなかオススメだと思いました。


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アフリカの淡水フグ、テトラオドン・ミウルス。
ひょっとこのような表情が可愛いです。
黄色みの強い、美しい個体。

砂によく潜るので、潜っても肌が傷つかないように細かい田砂を敷いているのも、
きちんと飼育されているなぁ、とポイント高し。


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歯をむき出して「あくび」の表情。


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こちら、熱帯魚の王道・ネオンテトラ。
水草の茂る水槽で飼育されていました。
ただ、尾びれがずいぶんボロボロに。


なぜかなと思って観察していたら、謎が解けました。
写真でお分かりいただけただろうか?

DSC_1461.jpg

ネオンテトラにピントが合っているので分かりづらいのですが、
右後方、黄色っぽい影は、小さな淡水フグの1種、アベニー・パファー。

大きさは3cmほどでとても可愛い淡水フグなのですが、
鋭い歯で他の魚のヒレを食べる習性を持っています。
なので、ネオンテトラの尾びれがボロボロだったのですね。

ヒレを食べる習性の魚は「フィン・イーター」と言ってけっこう種類がいるのですが、
その習性を考慮してあえてネオンテトラを泳がせているのか、
あるいは単純に知らなくてそうしているのか、ちょっと微妙なところですな。


プロフィール

R.Aruga

Author:R.Aruga
熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
写真(デジイチ)は目下、修行中。

魚についての話、写真の感想など、色々コメントいただけると大変嬉しいです。

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