オリンパス防水デジタルカメラ/TG-5 インプレッションその1:野外撮影編

今年6月23日に発売された、オリンパスの「TG-5」というカメラを買いました。
(メーカーHP:
Tough TG-5 | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス
https://www.olympus-imaging.jp/product/compact/tg5/

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このオリンパスの「タフ」シリーズ、前々から気になっていて
1つ前の型の「TG-4」を買おうとずっと思っていたんだけど、
そうこうするうちに最新機種が発売に。

「防水性能:15m」、「最小焦点距離:25mm(最短撮影距離:10mm)」
「顕微鏡モード・深度合成モード搭載」などなど……。
こりゃあ、イキモノ撮影するのにぴったりのカメラじゃあないか?!
(現に、先代のTG-4も、イキモノマニアに大人気のカメラでした)


とはいえ、貧乏性&優柔不断ゆえ、今まで新発売されたカメラに飛びつくことなんて
一度もなかったんですけどね(カメラに限らずそれ以外のギアも)。

水族館巡りの遠征を企てた、とある週末。
遠征先の都内某所にて。
「NIKON D7000の充電器がない!!!忘れた!!!」
なんてヘマをやらかし、充電器を探しに宿泊先近くのヨドバシカメラへ。

デジイチコーナーをウロウロ行ったり来たりすること小1時間。

(うーん、NIKON純正の充電器1つで数千円。。。)
(バッテリーそのものならともかく、充電器なんて2個持っててもなぁ。。。)
(かといってアキバまで非純正の充電器探しに行くのはめんどくさい。。。)

そんなこんなで逡巡しつつ、ふと、コンデジのブースへ。
そしてそこで見つけた「オリンパスTG-5 ついに発売。」の特設ブース。
吸い寄せられるようにデモ機を手に取り、パシャパシャとシャッターを切ってみます。

そして
(充電器2つ買うよりはマシだし…)
(ボーナスもちょっとだけ出たし…)
(前々から欲しかったし…)
(これから夏だし…野外で使うことも増えるし…)

夏休み前&ボーナス時期に一斉に防水カメラを発売する、
カメラメーカーの策略にまんまとヤラれてますね。
そのままお買い上げでした。


んで翌日。
午前中、たまたま都内の某公園を通りかかったので、
ちょいと試し撮りとしゃれこんでみます。


まずは、ちょうど花盛りの時期を迎えていたアジサイを。
雨上がりで、いい具合に水滴もついていました。

P7010006.jpg

おお、ぐぐっと寄って取れますね。
花弁の構造や葉脈までリアルです。
後ろの玉ボケはちょっと歪んでるけど、それでもいい感じにボケてくれます。


つづいて、水滴のついたクモの巣を発見。

P7010007.jpg

ちょっとピント合わせが難しかったですが、
それなりに撮れてくれます。
へー、クモの巣ってこんなんなってたんだー。
顕微鏡モードさまさまです。
後方の水滴の玉ボケも、キラキラしていい感じ。


そして「深度合成モード」も、試してみたくなりました。


深度合成ってのは、顕微鏡なんかだとよく使う機能なのですが
つまりはこんなイメージ。(※90年代の手作りHP風な手描きイラストでごめんなさい)

深度合成1

接写をすればするほど、ピントの合う範囲(難しいことばで言うと「被写界深度」)が狭くなるので
それを補うために、何段階かピントをズラして連続撮影→合成する、という機能なのです!
(イラストだと3段階だけど、TG-5の場合は8段階)


そして歩いていると、被写体にちょうどよさそうなダンゴムシくんが!

P7010015-vert.jpg

上:深度合成前:真ん中のダンゴムシにだけピントが合ってる
下:深度合成後:左のダンゴムシにもピントが合ってる

ただし上の写真(深度合成前)をよくよく見ると、
真ん中のダンゴムシの触角がブレています。

これはピンボケじゃなくて、たぶん深度合成モードだと
8枚の写真を撮って合成しているので、多少のタイムラグがあって
動きのある被写体だとブレる、ってことなんでしょうね~~。

あとは、これくらいの暗さで自動撮影(プログラム・オート)すると、
ISO1600・シャッタースピード1/13秒 とかになっちゃうので、
水族館だとか、暗いところでの撮影はどこまでイケるかなぁ、と思いました。
(レンズもイメージセンサーも、コンデジにしては相当のスペックを積んでるんだけど
 さすがにこのあたりはデジイチ+単焦点レンズでマニュアル撮影、とかに分があるかなー)


そんなこんなで、次回はこのTG-5で水族館デビュー編!
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これからも

10年くらい前かそれ以上前からか、ずっとモヤモヤしたものを胸の奥に抱えていて、
それはきっと、自分は「ただただ魚が好き」なだけでそれ以上でもそれ以下でもない、
ということへのモヤモヤなんだろうな、と最近そう思うようになった。

「この分野で何かを成し遂げたい」とかじゃなくて、「ただ好き」。
「何がしたいの俺。。」みたいな自問自答をずっと繰り返してた。

でもこの土日は本当に楽しかった。
中学高校と生き物を追いかけて過ごした母校に久々に遊びに行き、
10数年前、大学時代のバイト先である某水族館へ行き、
そこも含め、都内の水族館を土日2日で4ヶ所廻った。
自分と同じように、魚や海や生き物が大好きな友人・知人と過ごした。

冒頭に書いたモヤモヤはいまもまだ消えてくれないけど、
こんな楽しい週末があるなら、これからも水族館に通い続けよう。魚を飼い続けよう。
幼くて不器用だと言われるかもしれないけれど、それだけは譲れない。
そう思った。

そして、いつか本当に心から「魚が好きでいて良かった」と思える日が来るといいな。

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初めての水草水槽・植栽編

もう25年ほど、長らく熱帯魚を飼ってきましたけど、

水草って本当に苦手なんですよね。。。


アヌビアス・ナナやミクロソリウムでも枯らすレベル。

(※どっちも、めちゃくちゃ丈夫な水草なんです。)


いちおう、ささやかな言い訳をすると、いま自宅で飼っている魚は

小型プレコとポリプテルス。

どちらも水草を食い荒らすか引っこ抜くかなので、「まぁ、水草はいいか」

と正直、妥協を決め込んできたのです。

それに、水草用の器材って高いしね。。。


でも、せっかくならば今までチャレンジしていない領域に挑戦してみたい!

とある日、急に思い立ち、そしてそこからチマチマと器材を買い集めたりしつつ

ついに今日、始動させました!



こんなふうに並んだ2つの水槽。

(サイズは30×30×40cm)。


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この右側の水槽を、水草用に改造しました。

元々は、田砂を敷いてコリドラスを3匹だけ飼ってました。


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砂を水草用ソイルに取替え、

ちょうどよさげな流木があったので置いてみて、

CO2の強制添加システムもセットしました。

(CO2添加についてはいちばん苦労したのでまた別の機会に。)


あ、今回使ったのは「プラチナ・ソイル」。

色々調べた結果、ADAの「アマゾニア」は高いのと使いこなせる自信がなく。

WEBで調べる限り評価が高そうだったので、これにしました。

ノーマルタイプとスーパーパウダータイプを3Lずつ重ねて使ってます。


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そして水草を植栽。

買ってきたのは

①グリーン・ロタラ

 …「水草レイアウト」の入門種みたいな草ですよね。まずは王道から挑戦。

②バリスネリア・ナナ

 ・・・サイドにアクセントとして。長い葉っぱを水流にたなびかせたい。

③ショート・ヘアーグラス

 ・・・大学生の頃に育てようとして失敗したのでリベンジ。

  小型水槽なので背丈の小さいショートタイプをセレクト。

④ニュー・ラージ・パールグラス

 ・・・CO2を添加しないと育てにくいパールグラスの仲間。

  ずっと密かな憧れでした。育つといいなぁ。


③④は、最近流行りだという「組織培養」タイプ(寒天培地で育てた株)を購入。

(普通に束ねて売られてる状態より水中導入しやすいらしいですが、

 それでも、お店で状態を落としているものもあるみたい。

 別の店で見たらちょっと枯れてた。買うとき要注意です)


そして、他の水槽で新芽を出していた

⑤アヌビアス・ナナ

を移植して流木に活着。


IMG_.jpg


ヘアーグラスの密植にイライラしつつ、

初めての組織培養水草に戸惑いつつ、

どうにか植栽終了。


勝負はこれからです。

CO2をたっぷり吸収して、グングン育ってほしいなぁ。




“#どこかわかったら超水族館通”  「知る人ぞ知る世界」の、奥の深さ

2017年6月12日。

Twitter上に突如現れた「」というハッシュタグ。



■"祭り”の始まり。

最初にこのタグを使ったのは、私も仲良くさせてもらってる某水族館員の魚ハンターさん。

何気ない水族館写真に添えられたこのハッシュタグに反応して、

日本中の水族館ファンの方々が自慢の写真を上げまくる!

(というかすみません、口火を切って連投しまくったのは私です。。。)



■つくづく、秀逸なタグ。

それにしても、この「」というタグの面白さ。

単純に綺麗な水族館の写真だとか、マニアックな生物の写真は

いつもTwitter上で拝見していますが、それともひと味違うんですよね。


ラー油のCMみたいなこと言いますけど、

「分かりそうで分からない、だけどよく見ると分かる人には分かっちゃう写真」なんですよね。

(いや、そう考えると完全に「分からない人には絶対分からない」内輪ネタなんだけど。。)



■別にルールはないけれど。

この手のお遊びに、別に「お作法」は要らないけれど、

他の方の投稿とか、自分の投稿を眺めていると、やっぱりある程度の傾向はあるみたいです。


①「誰が見ても分かっちゃう」ではない。

日本にあまたある水族館の中にも、有名どころとマイナーどころがあるわけです。

有名どころの水族館の、超目玉展示。

下手すると、実際にその園館に行ったことがなくても写真を見れば

誰しも「あぁ、あそこだ!」って分かっちゃうような展示もあるわけです。


例えば

・葛西のマグロ水槽(ドーナツ水槽) とか

・美ら海の大水槽(ジンベエザメ) とか。

(くそ、なんで両方とも写真がないんだ!!)


こんなのもそうですよね。

(以下、無断転載を避けるため、僭越ながら自分が撮影した写真だけ紹介します。

 他の方が上げていた素晴らしい写真の数々はぜひ「

 で検索してみてください)


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これはもう、明らかにあのクラゲ水族館のクラゲ大水槽ですよね。


DSC_0924.jpg

シャチといえばあそことあそこと…ですよね。その中でこのプールとショーのクオリティは…?



②「さっぱりどこだか分からない」もちょっと。。

「全国どこにでもよくいる生き物」ってのが、けっこういます。

それ自体は人気の証でもあるので、なんら否定しないんですけど、

そんなメジャー級生物をアップで撮った一枚、なんてのは、

今度は特定する手がかりが無さすぎてお遊びにならないんじゃないか、なんて思います。


DSC_0991.jpg

チンアナゴといえば…すみだ水族館?京都?

いえいえ違います!


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ミズクラゲ!クラゲといえば!加茂水族館!?新江ノ島??

いーえ、違います!


と、こんなんじゃクイズにならないっすよね。



③「そもそも水族館じゃない」という罠。

「どこまでが水族館か」っていう問題もありますけどね。

(実際、水族館ファンの間では「どこまでを水族館として認定するか」

 っていう話で盛り上がったりします)


少なくとも自宅の水槽とかの写真を上げて「ひっかけ問題」にするのは、

反則ッスよね…。


【クイズ・我が家の水槽はドッチでSHOW?】

※「水族館と見まごうくらい綺麗な水槽」は、残念ながら我が家にはありませんでした。。。

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■で、こんなのはどう??

実際「」祭りで上げてみたのはこんな写真です。

「そもそもそんな水族館しらねーよ!」っていうツッコミはご容赦ください^^;


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東南アジアの淡水エイ「ヒマンチュラ・チャオプラヤ(Himantura chaophraya)」。

たぶん国内で展示したことがあるのは2箇所だけなんで、それさえ知ってれば

だいたい分かるはずッス。

(@板橋区立 熱帯環境植物館 2014年5月)



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シイラ(Coryphaena hippurus)。

地味に難問だったみたいです。

シイラも、展示したことのある水族館はかなり少ないはずなのですが、

東北・日本海側の水族館が展示してた、ってのは意外なのかも…!

「水槽の青さとイサキの多さ…GAOですね!」って返信が来たときはびっくりしました。

脱帽です。マニアって怖いです(笑)

(@男鹿水族館GAO 2011年7月)



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えーと、水槽の表面が結露していたらこのワイパーで自分で拭くんです。

他にはなかなかない工夫だと思います(笑)

リニューアル前の、鶴岡市立加茂水族館(2013年7月)。



■「知る人ぞ知る」水族館の世界。

興味のある方はぜひ「」でTwitter検索いただければと

思います。日本中の水族館ファンの方の「とっておきの写真」だらけです。


……まぁ、「この照明の雰囲気は、、、**水族館だッ!」とか

「この底砂の感じは、、、**水族館の◎◎水槽ですねッ!」とか

もはや魚や生き物と関係ないところで盛り上がったりしてて、

うん、変態の巣窟としか言えないんですけど(←いい意味で!)。


なんてったって

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この写真、どこにでもいるマガキガイ(Strombus luhuanus)。

「悪い見本(特定できない)」のつもりで上げたんですけど

「これ、すみだ水族館ですよね?」ってズバリ特定されたときは、鳥肌が立ちました。。。

マニアって怖い!



でも、一見はどこも似たり寄ったりな水族館施設でも、

実はそれぞれに工夫を凝らし、それぞれの園館で特徴があるってこと、

そして、そんな水族館が日本には幾つもあるってこと、

それって素晴らしいなぁと、今回の「」祭りを通して

改めて思ったのでした。

(ついでに、そんなマニアックな話で盛り上がれる人々が、

 日本のあちこちにいるんだな、ってことも。)


【2006年6月_アクアマリンふくしま】昔の写真。

少し前に、むかし使っていたノートPC(winXP)を捨てました。

大学時代に買って、社会人になってすぐに壊れたPC。


捨てる前にダメ元で中のHDDを取り出して、HDDリーダーにUSBで直結してみたら、、、

あれ、データ生きてるでないの。古い写真が100枚ほど出てきました。


まだデジイチを手にする前で、当時使っていたのはOLYMPUSのx-200というコンデジ。

(こんなカメラです→http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0303/olympus.htm

320万画素、光学3倍ズームレンズ(35mm換算 35~105mm F3.1~5.2)。


まー、薄暗い水族館で泳ぎ回る魚を撮るには苦戦しました。

データサルベージして出てきた写真も、ブレブレの失敗写真ばかり。。

それでも思い出たっぷりで懐かしい。

写真って、綺麗に撮れればいいってもんでもないよねきっと(自己正当化)。


単なる自己満足ですが、2006年、初めてアクアマリンふくしまに行ったときの写真を。



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ポリプテルス・エンドリケリー。

アクアマリンふくしまで、今でも好きな水槽。



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暗めの水槽ではこれくらいの描写が限界かな。。

でも、いまデジイチ持って行ったら撮れてない構図かな、って気もする。



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ナベカ2匹。たぶんオスとメス、求愛行動中かな。

当時のほうが、魚の行動をよく見ていたような気がして、ちょっと悔しい。



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ミナミトビハゼ。プリプリに太ったいい個体。

あんなカメラでよくここまで寄ったなー、と、少し、自画自賛。

ヒレを広げる一瞬を、ずっと待って撮ったんだろうな。



機材的には今のほうがぜんぜん恵まれてるんだけど、

その分、観察眼だとか忍耐だとかガッツで撮ってる感じがして、

つまりは当時のほうがずっと「魚が好き」だったんじゃないかなと。


したり顔で写真撮ってるんじゃねーよと、10年前の自分に叱られたような気がしたのでした。



プロフィール

R.Aruga

Author:R.Aruga
熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
写真(デジイチ)は目下、修行中。

魚についての話、写真の感想など、色々コメントいただけると大変嬉しいです。

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