2014.03.04_京急油壺マリンパーク⑦ 古い水族館だけれど。

京急油壺マリンパーク、全体を通して思ったのは、
「古いけど、いい水族館だ」ということ。


設備なんかは、確かに古い。
入ってすぐの水槽群はいわゆる「汽車窓水槽」。
ドーナツ水槽も、今ならもっと接合部の少ないアクリルガラスを使って、
すっきりワイドに見せることが出来たのではないかと。



でも、こういう歴史ある水族館のよさは、
その歴史を物語るような、重鎮ともいえる魚たちがいるところ。


DSC_1087.jpg

DSC_1088.jpg

貫禄たっぷりのイシダイ。
すっかり老成して体色が変わって、いわゆる「クチグロ」。
京急油壺は昔からずっと「イシダイの曲芸ショー」など、魚のショーをやっていて、
このイシダイももしかしたら、往年の名役者かもしれない。



DSC_1093.jpg

このイラの貫禄もなかなか。



DSC_1164.jpg

光の当たり方もあるけれど、どこか、神々しい。



DSC_1197.jpg

ちなみに最年長はこちらのアリゲーター・ガーだそうです。
やっぱり、自宅で飼う魚ではない(笑)
スポンサーサイト

2014.03.04_京急油壺マリンパーク⑥ 砂に潜る奴ら

最近のチンアナゴブームに乗り切れなかった奴ら。不憫。


DSC_1071_20140316045021949.jpg

モンガラドオシ?
学名:Ophichthus erabo

ウミヘビの仲間、ではあるけれど、ヘビ(爬虫類)ではなくアナゴに近い魚。
(※爬虫類にも「ウミヘビ」がいるのでややこしい。)



DSC_1063_201403160450188f1.jpg

DSC_1065.jpg

テンス
学名:Xyrichtys dea

ずーっと、砂から首だけを出してあたりをうかがっている。


DSC_1086.jpg

砂から出るとこんな感じ。

2014.03.04_京急油壺マリンパーク⑤ クローズアップフィルター 習作

先日、「クローズアップフィルター」を購入したので、
さっそく今回の撮影で使ってみた。


今回、購入したのはこちらの商品。
http://www.amazon.co.jp/dp/B001UHN540/ref=pe_492632_159100282_TE_item

本当ならばきちんとマクロレンズを購入して使いたいところだけど、
なんといっても価格が全然ちがうのと、
水族館で泳ぎ回る魚たちを相手にするときに、レンズの付替えをしている余裕がない、
というのが、クローズアップフィルター使用に至った理由。


いや、だったらカメラ2台持ちしたらいいじゃん、みたいなセレブな意見は、受け付けません!!(笑)


で、撮ったのがこんな魚たち。

DSC_1080.jpg

トラギス
学名::Parapercis pulchella


DSC_1105.jpg

ネズミゴチ?
学名:Repomucenus richardsonii


DSC_1121.jpg

ホウボウ
学名:Chelidonichthys spinosus


DSC_1188.jpg

ナマズ
学名:Silurus asotus



DSC_1038.jpg

チャガラ
学名:Pterogobius zonoleucus


DSC_1128.jpg

ミナミゴンベ
学名:Cirrhitichthys aprinus



使ってみた感じ、やっぱり被写体に寄れてアップで撮れるのと、
被写体深度が浅くなって背景のボケが強くなるので、
目にビシッっとピントが合って撮れたときの快感はなかなか!


その分、きっちりピントが合わないと単なるピンボケ写真を大量生産することに。。。
(上の写真でも、ホウボウとナマズはちょっと微妙。。。)

それと、僕は基本的に水族館では、明るさ確保のために単焦点レンズを多用しているので、
ちょっと離れたところにいる魚では、焦点距離が届かなくて使えない。

必然的に近寄る必要があるので、警戒心が強い魚には使えないのと、
ピントあわせがシビアになるので、泳ぎまわる魚相手もちょっと苦戦した。
修行が必要ですね。。。


とはいえ、値段もレンズを買うことを考えたら安いし、かさばるものでもないし、
小さい魚を寄りで撮影したいときに、持っていて損はない装備だなーと思いました。

2014.03.04_京急油壺マリンパーク⑤ メガマウス・シャーク

京急油壺マリンパーク、生きたサメの展示と並んで目立つのが、
世界最大とも言われるメガマウスの剥製標本。


DSC_1132.jpg

剥製というとしわしわの乾物みたいのを想像するけど、
これはかっこよい!!
どちらかというとプラスチックの模型のような質感です。


DSC_1133.jpg

ここで展示されているのは2006年に神奈川県で捕獲された個体だそうで、
発見から水揚げ、解剖、展示に至る過程がかなり詳細に解説されていて、
とても面白かった。


解説板に書いてある通り、
ほんの30数年前までこんな巨大な魚が発見されないでいたという事実。
神秘とかロマンと言うと安っぽい言葉になってしまうけれど、胸躍る。

人魚だってシーサーペンスだってネッシーだって、
もしかしたら見つかっていないだけで、本当にいるかもしれない、と少しだけ思わせてくれる。


DSC_1134.jpg

字ばっかりの写真ですみませんけど、こういう展示物、大好きなんです。

持論ですけど、水族館はある一面、博物館でもあるべきで、
だからただ漫然と生きた魚やイルカ、ペンギンなんかを、「かわいー」「かっこいー」
と見ているだけではもったいないと思うんですよね。


DSC_1135.jpg

DSC_1138.jpg

「瀕死の状態を確認」ということは、
ほんの少しだけど、生きたメガマウスと一緒に泳いだってことだよなー。

下の写真ではすでに死んでいるけれど、
本物のメガマウスで捕食機構の観察とか、貴重すぎる。


俺も水族館で働いて、こういう瞬間に一度だっていい、立ち会ってみたかった。
こういう、飼育員さんの輝く姿を水族館で見るたびに、
学生時代の自分に喝を入れたい気持ちでいっぱいになる。

いつもちょっと泣きそうになって、涙目を隠すために、カメラを構えてごまかしてます。

2014.03.04_京急油壺マリンパーク④ サメその2・大きいサメたち

小型サメたちの展示された1F部分を抜け、2階にあがると、
京急油壺マリンパークの恐らくメイン水槽である、ドーナツ水槽が。


DSC_1165.jpg

ここの目玉が、大型の遊泳性のサメである、オオメジロザメ(学名:Carcharhinus leucas)。

1匹は今回の展示のために沖縄の美ら海水族館から来たそうだけど、
どれがその個体なのかは分からず。


うーん、カッコいい!
自宅で飼うならテンジクザメとかイヌザメですが、
見るならやっぱ、こういうサメらしいサメはカッコいいですね。


DSC_1171.jpg

このオオメジロザメ、大型で獰猛なのに加えて
沿岸性で人間の生活圏にも入ってくるので、「シャーク・アタック」の原因になるサメとしても有名。
京急油壺にあった解説ボードによると、ホホジロザメ、イタチザメに次ぐ3位とのこと。

ちなみに4位は意外にも、おとなしいサメと言われる「シロワニ」だそうです。
(これについては、ダイバーがちょっかいを出すなど、人間側に非があるケースがほとんどとか)

なるほど、500種近くいるサメの仲間の中で、本当の「人食いザメ」はほぼ上位3種類に限られる、ってこったな。


オオメジロザメがすごいなーと思うのは、汽水域・淡水域でも平気で入っていくということ。
特にアマゾン川では、河口から3,500kmも遡上したところで見られるとか。
沖縄・那覇の街中を流れる川で普通に釣れる、なんてのも聞いたことがあるな。

淡水中の長期飼育は難しいんだろうけど、アマゾン川を模して、
ピラルクーやらレッドテールキャットと一緒に泳ぐオオメジロザメとか…すごく見てみたい!
(いや、無理なのは分かっていますが、、、)



ついでにもう1種、このドーナツ水槽でかなり目立つ魚である
「ノコギリエイ」をご紹介。

DSC_1167.jpg

サメと一緒になって堂々と泳いでるので「あー!ノコギリザメ!」
とか言われていたりしますが、こちらは「ノコギリエイ」。エイです。


エイとサメ、どこが違うの?という話ですが、
いちばん分かりやすいのはエラ蓋の位置。

上のオオメジロザメの写真で分かるけど、サメのエラ蓋は頭の後ろ。(体の側面)。
一方、こちらのノコギリエイの側面に、エラ蓋らしきものは無し。
エイの場合は、お腹側にエラ蓋が開いてるんですね。


DSC_1160.jpg

水槽に設置されたラベルを見ると、このドーナツ水槽には
「ノコギリエイ」と「グリーン・ソウフィッシュ」の2種がいるらしいんだけど、
恐らく写真に写っているのは「グリーン」のほうだけ。
2種類いるのか、けっこう探したんだけどなぁ。


というかそもそも、和名の「ノコギリエイ」が分類上、
世界に7種類いるノコギリエイのどの種類をさすのか、実は不明確とのこと。


そのあたりについては、
ミストラルさんのBLOGのこちらの記事を参考にさせていただきました。
プロフィール

RA's Aqua Pictures

Author:RA's Aqua Pictures
熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
写真(デジイチ)は目下、修行中。

魚についての話、写真の感想など、色々コメントいただけると大変嬉しいです。

ご来館者数
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる