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20120923_アクアマリンふくしま②マングローブの住人たち

アクアマリンふくしまがすごく好き。



イルカもペンギンもいなくて、ひたすら魚で直球勝負を挑んでくる感じが好き。

博物館的というか、遊園地的ではないというか、考えさせられる・知的好奇心をくすぐられる展示が好き。

魚や水生生物だけでなく、それらを取り囲む環境をも見せようとする展示方法が好き。

なにより、スタッフの方々が「とにかく魚が好き!こいつらを観てほしいんだ!ほらほら面白いでしょう?」
って思いながら水族館を作り上げている感じが好き。



そのまま拝借するけど、公式HPに書いてある
「海の“なぜ”を“なるほど”に」というキャッチコピーがほんとそのまま表現されています。



そんなAMFのなかでも、個人的に特に秀逸だと思うのは、
「熱帯アジアの水辺」から「サンゴ礁の海」にかけての温室ブース。


歩いていると、こんな花が咲いていたりする。

DSC_0483.jpg


ジャングルを探検しているような雰囲気。
ちなみに写真には撮れていないが、熱帯アジア産のアジアアロワナ、ダトニオ、小型コイ類、ローチ類なんかが泳ぐ水槽が並んでいる。
(いる魚種もマニアックなんだな…。
“ラスボラ”アクセルロッディとか、プンティウス・ロンボオケラートゥスとか。
ここ絶対アクアリスト上がりのスタッフさんがいると思う)

DSC_0492.jpg



外から迷い込んだのか、館内で殖やしているのか、クロアゲハ(?)が吸蜜していた。

DSC_0481.jpg


そんなジャングルを抜けると、マングローブの林が広がっている。
熱帯地方の川を下って、海に出たような錯覚感。
ヒルギ類が根を張るその下を、トビハゼが跳ね、カニが歩き回っている。

DSC_0489.jpg



水槽を覗き込むと、綺麗なレモンイエローを発色したミドリフグが行ったり来たり。
このミドリフグがまた、みんな大きくてプクプク太ってるんだよね。

DSC_0490 (2)


ミナミトビハゼも、きちんと立派に成長した個体が飼われている。
(トビハゼってけっこう、ショップに入荷したばかりみたいなチビっ子が展示されてる園館が多いんだよな。。。
でも、チビっ子しかいないってことは、成長できた個体がいないってことだよな……。)

DSC_0484.jpg

トビハゼは追いかけあったり泥場で転がったり、見ていて飽きない。
アクアマリンみたいな臨場感のある水槽だと、特に見ごたえがある。
あまり客がいないのをいいことに、ずっと居座ってしまった。


自分でも昔飼った事があるけれど、飼い主にも慣れて可愛いんだよなぁ。
もう一度飼いたいけど、アクアマリンの水槽を見てしまうと、とても敵わないなぁという気になってしまう…。


このマングローブ水槽を抜けると、これまた壮観かつマニアックな水中世界が広がっているのだった…(続く)。
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アフリカの怪獣??? ポリプテルス・モケレンベンベ(旧・レトロピンニス)

年始、行きつけのショップの初売りで購入したポリプテルス・(旧)レトロピンニス。


(以下、マニアックな話が苦手な方は写真が出てくるまで読み飛ばし可能)


(旧)とつけたのは訳があって、元々日本のアクア業界には
「P.レトロピンニス」の名前で輸入される魚と、
「P.モケレンベンベ(ザイールグリーン)」の名前で輸入される魚の2つがいた。


「レトロピンニス」は1899年に、P.retropinnisとして記載されている。
アクア業界でも存在自体はかなり古くから知られていて、
僕の手元にある資料では、少なくとも1993年に発行された熱帯魚図鑑にも載っている。
(ただし、P.ポーリーの名前になっている。
ちなみにこの図鑑には「レトロピンニス」として別の魚が掲載されている。)
ここ数年はあまりまとまって輸入されることなく、アクアショップでもその姿を見ることはなかなか無かった。
(そんなわけで、珍しさのあまり思わずお持ち帰りしてしまった次第。。。)


一方の「モケレンベンベ」、
こちらは“ザイールグリーン”の名前で、昔からポツポツと輸入されていたらしい。
2000年過ぎくらいからまとまった数が輸入されるようになり、
2006年にP.mokelembembeとして新種記載された。
ちなみにモケレンベンベ(モケーレ・ムベンベ)とは、元々はアフリカ・コンゴにいるとされる
恐竜型UMA(未確認生物)のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%99


ところが。
2009年、趣味の世界ではもともと「モケレンベンベ」とされていた“ザイールグリーン”が、
学術上はP.retropinnisであり、
もともと「レトロピンニス」とされていた魚は、P.mokelembembeであると改められた。


種の定義がどうとか、模式標本がどうとか、分類学の話は割愛するが、
要は
・通称「ザイールグリーン」=学名P.retropinnis
・通称「レトロピンニス」=学名P.mokelembembe
となった、ということ。(2013年1月現在)

アクア業界での呼び名(販売名、輸入名、インボイスネーム)は必ずしも学術上の正式名称(学名、標準和名)と一致するとは限らず、こういうことは往々にしてあります。ややこしいけれど。。。



で、自己満足的なマニア話はおいておいて、
その「旧・レトロピンニス」と思われる魚が、こちら。

DSC_0746.jpg
顔つきは上顎突出種らしく、かわいらしい顔つき。(主観)



DSC_0745.jpg
胸びれの付け根にある黒斑が特徴的。



DSC_0747.jpg
横から見るとこんな感じ。色は飼い込むともっと濃い緑色になるらしく、期待している。



DSC_0748.jpg
背びれの始まりが、他の種と比べるとずいぶん後ろにある。

下の写真(セネガルス P.senegalus)と見比べて欲しい。
DSC_0618.jpg



(旧)レトロピンニス、飼ってみた感じでは割と臆病で、
人が水槽に近づくとすっと隠れてしまう。
一方で、たまにオヤツとして甘エビの切り身を与えるといち早くやってきて頬張る食いしん坊な一面も。
(その辺は、個体差もあるとは思いますが。。。)

ポリプは10年以上生きる長生きな魚。
こいつも、せっかく手に入れられたのだから、末永く大事に飼育していきたい。

20120923_アクアマリンふくしま①シーラカンスが発見されたときのスケッチが、なんだか笑っちゃう件。

アクアマリンふくしまで撮った過去写真より1枚。
ここはシーラカンスの調査研究でも有名なんだけど、
シーラカンスのブースにあった「初めてシーラカンスが捕獲されたときのスケッチ」が、
なんだか面白いことになっていた。


DSC_0546.jpg


まぁ、しごく真面目な標本画ではあるので、笑ってはいけないけれど。
それまで知られていた現世魚類とはかけ離れた姿形に、
きっと当時の研究者もさぞかしびっくりしたんだろうなぁ、というのがうかがえるような…。

20130106_サンシャイン水族館②

サンシャイン、続いては淡水水槽を。


まずはアマゾン水槽。
古い記憶だけれど、リニューアル前の旧サンシャイン国際水族館もアマゾン水槽があって、
確かアクアテラリウム風に水上部に流木をあしらってグリーンイグアナやリスザルを飼育していたように記憶している。
リニューアル後もそのコンセプトは踏襲されているようで、水上の流木に大きなグリーンイグアナが寝そべっていた。
ただし、魚たちは未だ育成中、という感じで、あどけない顔をした(といっても30cmくらいある)ドラードや、シルバーアロワナの未成魚が泳いでいた。
南米産の中~大型シクリッドとしてグリーンテラーをピックアップするのはなかなか珍しいような気もするんだけど、いい色を出していたので一枚。

DSC_0712.jpg


つづいて、アフリカ水槽。
ベロベロにヒレが伸長して婚姻色の出たコンゴテトラや、トーマシィやペルヴィカクロミスといったアフリカ河川産シクリッドが乱舞していて、なかなかに華やか&賑やかな印象。
コンゴテトラに混じって、イエローコンゴなどアフリカンカラシンは数種がいたように思う。

だがしかし、それらに混じって大量のエレファント・ノーズが泳いでいるのは、
ちょっといかがなものかと…。

DSC_0714.jpg

こちらは長く伸びた「鼻」(正確には「吻」)の先に口がある、
「ダブルトランク・エレファント」と呼ばれるタイプ。



DSC_0715.jpg

こちらは下顎だけが長く伸び、その付け根に口がある、いわゆるノーマルのエレファントノーズ。


エレファント・ノーズは、アクア業界でも初心者がもの珍しさに飼育してうまくいかない、
という魚の代表格のように思う。
とかくエサ食いが下手くそというか、その特徴的な「鼻」で砂の中のエサを探してついばむという独特な食事の仕方をする魚なので、一般家庭でも他の魚との混泳ではエサが摂れないことが多い。
かつ、本来は丈夫な魚なので、エサが食えないからといってすぐに死ぬことなくガリガリに痩せ細ったまま水槽をフラフラ泳ぐ、という姿をしばしば(ペットショップの水槽等でも)目にする。


サンシャインにいたのも、まさにそんな感じに見えた。
この水槽にエサをあげることを想像すると、恐らく水槽の上部から投げ込まれたエサは
たくさん泳いでいるコンゴテトラやシクリッドたちが食べ尽くし、エレファント・ノーズたちの本来の食事場である水底にはたどり着かないのではないか。
或いは、夜間に冷凍アカムシなどを水底に撒いてやるなどすればまた別なんだろうけれど。


エサの問題に加え、そもそもが夜行性の強い魚なので、こんな風に明るい水槽を泳ぎ回っているのもなんだか違和感なんだよなぁ。
さらに、本種(を含む、モルミルスの仲間は)、弱い電気を発してレーダーとして使う(縄張りを作る)、
というこれまた特異な生態を持っているので、サンシャインの水槽のようにたくさんの魚が泳ぎまわる水槽でごちゃ混ぜ飼いされているというのも、なんだか違うんじゃないかと思ってしまった。
(一般には、複数飼育をすると磁場レーダーが狂ってしまうので、よろしくないとされている)。


元々が面白い容姿と生態を兼ね備えた魚なので、
もっとその面白さが引き出せるような飼育方法があるんじゃないかと思ってしまうんだよなぁ。


DSC_0716.jpg


とはいえ、生き物の飼育に絶対はないので、或いはこの飼い方で上手く飼えているのかも知れない。
上の写真のように、複数個体が特に小競り合いをすることもなく並び、「鼻」で岩肌のエサを盛んに探しまわる姿も観察できた。
これについては一回だけの訪館で決め付けるのではなく、次回訪れたときにどうなっているか、要チェック項目としたいと思っている。

20130106_サンシャイン水族館①

明けましておめでとうございます。


新年早々、実家に帰省がてらサンシャイン水族館へ行ってきた。
去年、リニューアルして話題になっていたけれど、訪問するのはずいぶん久々。
もちろん、リニューアル後は初めての訪問。



冬休み中ということもありそれなりに混んでいて、写真は思うように撮れなかったものの、
とりあえずほぼ全ての水槽を見ることが出来た。


まずは海水水槽より、何枚か。

DSC_0706.jpg

チョウチョウウオ、群泳。
一番の大水槽である「サンシャインラグーン」、ぱっと見はトラフザメやトビエイが悠々と泳ぎ、
その周りを小型海水魚が彩るというありがちな大水槽なんだけど、
よく見ると手前側のサンゴ礁をあしらった部分は大水槽とはアクリルガラスで区切られている。
おかげで、枝サンゴのあいだをチョウチョウウオたちが泳ぎ回るのを、至近距離でしっかり観察できるようになっている。

チョウチョウウオも、水槽の大きさ(仕切られている部分のサンゴ側はそれほど大きくはない)の割に、
けっこうたくさんの種類がいるようで、飽きなかった。


DSC_0704.jpg

混んでいたのでじっくり見られなかったのは残念。
これは唯一、割ときちんと撮れた、、、
えぇと、、「レインフォーズ・バタフライ(Chaetodon rainfordi)で、合ってるかな??
webで調べると、尾柄に黒斑がある写真と無い写真があって、良く判らないのだが。。。

(ちょっと言い訳めくけど、各水槽のラベルがあまり充実してなかったな。。
ま、「魚マニアのはしくれならラベルなんかに頼るなよ」っていう指摘は、甘んじて受けます)。


DSC_0708.jpg

DSC_0707.jpg


サンゴ礁を模した一角の後ろに広がる大水槽も、
新江ノ島なんかと比べるとそれほど広くなく、逆にそれぞれの魚がきっちり観察できる広さで良かった。
マダラトビエイがモフモフと砂を掘って餌を探す姿も、この通り。

この姿見ると、トビエイが瀬戸内海で大発生してアサリを食いまくってるってのもうなづけるなぁ。


DSC_0702.jpg

最後に一枚、どうして撮ったのか判らないケヤリムシの写真を(笑)。



次は淡水魚の写真を上げますが、ちょっと辛口になる予定です(苦笑)。
プロフィール

RA's Aqua Pictures

Author:RA's Aqua Pictures
熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
写真(デジイチ)は目下、修行中。

魚についての話、写真の感想など、色々コメントいただけると大変嬉しいです。

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