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ポリプテルス・パルマス ~ Who's who??

最近飼ったポリプテルス2匹。
水槽に馴染んだところで、撮影会を実施。



① こちらが、「ポリプテルス・ローウェイ(ビュティコファリ)」の名前で購入した個体。

DSC_0153.jpg


② で、こちらが、「ポリプテルス・パルマス」の名前で購入した個体。

DSC_0152.jpg



う、うーーん。
比べてみれば「①のほうがちょっと色が濃い!!」とも言えるけれど、
個体差の範疇とも思えるし、体側のブロッチ模様とか背鰭の黒い模様とか一致する特徴も多く、
別種かどうかと言われると非常に微妙な…。

(ちなみに、①は東京で、②は仙台で、それぞれ購入。価格はだいたい同じくらい)



今回記事にした「ポリプテルス・パルマス」には少なくとも3亜種が知られている。

1)ポリプテルス・パルマス・パルマス
学  名:Polypterus palmas palmas
小離鰭数:7~9?
基亜種。
観賞魚としては、十数年前にまとまって入荷されたものの、現在はほとんど全く輸入されていないという噂。
(※小離鰭数:ポリプテルスに特徴的な「背鰭のトゲトゲ」の数のこと。分類上のキーポイントの1つとされる)



2)ポリプテルス・パルマス・ポーリィ
学  名:Polypterus palmas polli
小離鰭数:5~7
いわゆる「パルマス」。
ブリード個体が出回っているのか、比較的いつでも・安価に販売されている。
ポリプテルス飼育の入門種の1種とも言える。


3)ポリプテルス・パルマス・ビュティコファリィ
学  名:Polypterus palmas buettikoferi
小離鰭数:7~10
いわゆる「ローウェイ」。
かつては「ポリプテルス・ローウェイ(学名:Polypterus lowei)」として記載されていた。
色彩変異の幅が広く、黄色みの強い個体が美しいとされる。


(※分類および小離鰭数については、論文等を探せず、こちらのサイトを参考にしました)



改めて、2匹を並べて撮影して、見比べてみる。


DSC_0154.jpg

顔つき:よく似ている。


DSC_0155.jpg

体型:よく似ている。


よく観察すると、小離鰭数の数は両方とも8本あるように見える。
ということは……上の記載を元に考えると、2個体とも「いわゆるパルマス(ポーリー)」ではない??




ちなみに、以前「パルマス」で購入した個体がこちら。
小離鰭数が7本あるように見え、模様や体型も違って(やや寸胴に)見える。

DSC_0595.jpg



そんなわけで、今回購入した2個体は両方とも「いわゆるローウェイ」でいいのではないか?と、自分に都合よく解釈しました。
(「パルマス」より「ローウェイ」のほうが、一般的に少し高価であることが多い)


ともあれ、ショップでの販売名を鵜呑みにしてきちんと調べないで飼育していたら、

俺:「ほら、これ、ローウェイ。パルマスとは色味が違うでしょ」
客:「(・・・わかんねーよ。。。)うん、そうだね、、、」

みたいなイタいトークを繰り広げることにもなりかねず。


というのは冗談ですが、購入した魚の正体に疑問を感じたら自分で調べてみる、というのも、自己満足ながら面白いものです。
分類がメチャクチャで未記載種だらけのプレコなんかだと、訳分からないことになってしまうけれど。。。


DSC_0160.jpg

(そんなこと、どうでもいいじゃんねー。)

※ポリプテルスは基本的に温和で、こんな風に寄り添ってボーッとしていることもしばしばです。
(ただし、たまに反射的に噛み付いたりもする)。
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20130217_マリンピア松島① エレファント・ノーズ ~いい水族館とは、いい魚とは~

さてさて。
前記事に書いたとおり、マリンピア松島に久しぶりに行ってきました。


団体ツアー??だったこともあり、写真はそれほど撮っていないのですが、
アシカショーに興じる人々を尻目にひとりそっと、ひと気の無くなった館内に戻り、
さりげなく団体行動の輪を乱して?撮ったお気に入りの写真がこちら。


DSC_0120.jpg


エレファント・ノーズ・フィッシュ
学名:Gnathonemus petersii

アフリカに住む「モルミルス」の代表種。
名前と見た目どおり、長く伸びた「鼻」(本当は下唇)が特徴的。
体内に発電器官があり、弱い電気を出して「レーダー」として使っている。



…この豆知識を、同行した人々に披露できず残念だ!!(笑)



ちなみにこの魚は基本的に夜行性かつ、隠れがちな魚なので、
観客が多い騒がしい環境では、こんな風に前面に出てこないと思うのね。
見物客がアシカショーに流れて、館内が空いたひと時を狙ったからこそ撮れた一枚。


ね、同行した方々に僕が「水族館って、何周かすると面白いですよ」
って言った通りでしょ(爆)。
(※団体行動なのにこういうことを言ったり実行したりすると、
キモヲタのレッテルを貼られても言い訳できません。。)



さて。
ちょいと熱帯魚に詳しい人なら分かると思うけど、
ここまで状態よく太ったエレファント・ノーズもなかなか貴重だと思う。
本種はとにかく「痩せやすい」と言われることが多い。
「鼻」で砂の中のエサを探すという摂餌方法ゆえ、他の魚にエサを奪われやすいのもその一因か。
割とポピュラーな熱帯魚の割に、きちんと飼えている人をあまり見ない魚。



そんなわけで、このプリプリに太ったエレファント・ノーズは、僕にとってお気に入りの一枚なんです。
ちょっとお腹がふっくらしてる感じもするし、抱卵したりしてないのかな。



ちなみに、痩せこけた「悪い見本」を見たい方は、こちらの過去記事を。(おっと。。。)
http://aquapicture.blog71.fc2.com/blog-category-13.html



今回、撮影したマリンピア松島の水槽は、幅1.5mくらいの水面がオープンになった水草水槽で、
他にはテトラ類やエンゼルフィッシュ、ディスカス、グーラミィなどが泳ぐ混泳水槽。
単独飼育でもないのに、ここまで状態がいいエレファント・ノーズを飼えているということに、
マリンピア松島の秘めた底力のようなものを感じた。



普通種かつ、それほど目立たない魚種だからこそ、きっちり仕上げられた個体を見ると嬉しくなるし、
こういう魚をきっちり(こっそり)飼えている水族館って、すごくいいなぁと思います。

20130217_マリンピア松島 ~「原点回帰」??~(写真無し)

今日、知人(職場の先輩)やその友人やそのご家族や、総勢15人で水族館ツアーに行ってきた。
場所は仙台から一番近い、マリンピア松島。


僕は今回のイベントに元々関わっていたわけではなくて、
「水族館だから」という理由で(ドライバー兼カメラマン兼、いちおう解説要員??)
声をかけていただいた身なので、詳しい説明は省くけれど、
趣旨としては、被災地に住んでいる、魚が大好きな小学生の男の子と一緒に、
水族館に遊びに行こう、というようなもの。


縁あって、某大学で水産を研究している本業の研究者の方がいらっしゃったり、
震災復興に尽力している画家の方がいらっしゃったり、
その男の子のためにスペシャルなプレゼントがあったりと、
なかなか無い感じの水族館行でした。
(どこまでザックバランに書いていいのか分からず、なんだか変な書き方になっている)。



今回のイベントのこと自体をここにどれだけ書いていいか分からんので、
以下は、自分の話。



普段、水族館は一人で行くか、同好の士(笑)と行くか、のいずれかなので、
こんな大人数で水族館に行くのは、ずいぶん久しぶり。

これが、特に魚/生物マニアではない人々だけの集団なら、
ここぞとばかりに口から出任せを並べて、怪しい展示解説(8割くらいは正しいかと…)をして歩くのだけれど、
今回はメンツがメンツだけに、うかつに間違ったことを言えず、非常に緊張しました(笑)。


で、何人かの方に帰りがけに聞かれたのが、
「そもそも、どうして魚なんか好きになったのさ」という質問。

それに加えて、目を輝かせて水槽を眺め歩く男の子の姿は、
(微妙な表現ではあるが…)子供のころの自分を思い出させた。

現役で魚の研究をしていらっしゃる研究者の方と話すのも、
水産と全く関係の無い今の仕事に就いてからは、ずいぶん久々だった。



そんなこんなが入り混じって、なんだか自分の過去を振り返ってしまったというか、
なんというか、「俺ってなんで魚が好きなんだっけ??」
と、自問自答してしまった次第。



うーん、
うーーん、、
うーーーん、、、


わからんっ(爆)。



チャリンコに乗るようになったきっかけは、高校のときに漫画「シャカリキ!」を読んだから。
ロックンロールやライブが大好きになったのは、学生のときに某バンドのライブにたまたま行ったから。


「魚」以外の趣味に関しては、そういう風にきっかけが思い出せるのだけど、
「魚」に関しては、良く判らない。


もの心ついたころには実家に水槽があって金魚が飼われていて、
それも親いわく「あんたがねだるから飼うことにした」らしいからなぁ…。

それが、小学校に上がるころに金魚から熱帯魚になり、
小学校の5年生ころから自分で水槽掃除をするようになり、
中学に入って初めて自分のお小遣いで魚を買って、
あとは生物部に入ったり、ソッチ系の大学に行ったり、
その大学を留年して水族館でバイトしたりしているうちに、こうなった。

まぁ、元々両親も生き物好きだったし、
毎年夏になると海に連れて行かれて、釣りをしたり魚採りをしたりしてたので、
そういう環境背景はあるんだろう。
(けれど、同じ環境で育ったはずの弟は、ほとんど生物に興味なし)。



ちなみに、こういう回想にひたるたびに思い出す光景が、1つある。


初めて熱帯魚を飼うことになったとき、父親に連れて行ってもらった近所のペットショップ。
そこで見た、ネオンテトラの輝き。

お店のドアを開けると、湿った暖かい空気にむわっと包まれて、
暖房用の灯油の匂いがして(少し歴史を感じるw)、
水槽がずらっと並んだその空間は当時の僕にとっては非日常の風景で、ドキドキした。
ネオンテトラの青と赤の輝きが、水中をゆらゆら動いているのが見えて、
図鑑で見たことはあったけど、実物を見るのはそれが初めてで、
言葉も出せずじっと見入っていた記憶がある。


そして、その魚たちは、そのまま自宅の水槽へやってきた。
嬉しくて嬉しくて、一日に何度も水槽を見に行った。


あれから、ずいぶんいろんな種類の魚を飼育して、
今では「ネオンテトラなんて初心者向けの魚だ」ってバカにしてしまっている部分も少しあるけれど、
それでも、あのときの何ともいえない胸の高まりは、ずっと忘れずに、
いつまでも子供のころのまま、「魚好き」でいたいもんだ。




僕は妄信的な環境保護論者ではないけれど、
照明とかTVつけっぱで寝るし、ゴミの分別とか時々テキトーだけど、
それでも、「自然を大切に」っていう考えが無条件で頭の中にあって。
それってやっぱ、僕にとって海や川は大切な遊び場だし、
魚たちは大切な遊び相手なので。



願わくば、今日いっしょに水族館に行った男の子も、
いつまでも、「魚が好き」でいてくれると嬉しいなー。



そして、震災で海が怪物のようになって襲い掛かってきて、
綺麗だった砂浜も、釣りができた海岸も壊れちゃったけど、
それでも、「海が好き」「魚が好き」っていう子供たちがいなくならないで欲しいなー、うん。

20111105_マリンピア松島~泳ぐ黄金伝説

明日、久々にマリンピア松島に行くので、古い写真をほじくり返してみた。


ちなみに今日の河北新報に「仙台水族館、2015年に開業」というような記事が出ていましたが、
仙台水族館が開業するとマリンピア松島は閉館になってしまうそうです。


マリンピア松島、古い水族館ではあるものの、レトロな感じがそれはそれで好きだったので、
ちょっと残念だなー。
たしか仙台水族館は、某水族館プロデューサーさんが絡んでたような気がするので、
今のマリンピア松島とはだいぶ違う趣きになるんだろうな・・・。


それはさておき。
地味に、マリンピア松島のアマゾン水槽が好きです。
ピラルクーとか、けっこうなサイズのものを飼育できていると思う。


で、もう1種、個人的に好きなのがこちら。

DSC_0080.jpg

アマゾンに住む「カラシン」の一種、ドラード。
(学名:Salminus brasiliensis
※どうやら複数の種がいるらしいが…精査できず。。。


脂鰭(あぶらびれ)があるのはカラシンの仲間の特徴でもあるんだけど、
日本でもおなじみサケ・マスの仲間にもあぶらびれがあり、
開高健の名著「オーパ!」でも、確か、「サケに良く似た魚・・・」というような記述がされていたように記憶している。


僕は「オーパ!」でこの魚のことを知り、それ以来ずっとファンである。
ルアーをボロボロにするような鋭い歯と獰猛なファイト、
広いアマゾン川をビュンビュン泳ぎ回る敏捷さ、
そしてなにより、黄金色に輝く精悍な外見…。

そう、ちょっと語学に堪能な方なら分かると思うけれど、
「ドラード」とはスペイン語で「黄金」のこと。
「エル・ドラード」(黄金郷)と、同様である。



DSC_0075.jpg

顔つきは確かに、サケに似ている。
この眼ぢからのある、精悍な顔つきが好きです。
いかにも魚食性の強そうな、大きく開いた口も。

近縁のピラプタンガ(シルバ^・ドラード)はもう少しおちょぼ口で、
優しそうな顔つき。
食べているものも違うのだろうか。


DSC_0077.jpg

このドラード、黄金色の体色が美しく、観賞魚としても幼魚が時おり販売されている。
……けどさ、写真で写っているのでだいたい50cmくらい、これでもまだ若魚、
大きくなれば1mにもなる大型魚。

おまけに、水槽をところ狭しと泳ぎ回る運動量。
(この水槽だって幅5mくらいはある)。
一般家庭で飼える魚ではないことは、実物を見れば一目瞭然。

水族館でも、大型個体をきれいに飼育できているのはあまり見ないような気がするので、
ぜひ、いまマリンピア松島にいる個体は、(仙台水族館になっても)長生きしてほしいところ。
めざせ、「泳ぐ黄金伝説」!!


「仙台水族館」の経営に参画している横浜八景島では、シルバーアロワナの餌付けショー
(ジャンプして餌を摂るらしい)をやっているらしいので、
ぜひ仙台水族館でも、同様に彼らの素晴らしい生態を引き出す展示をして欲しいものです。



ちなみに、「ドラード」でネット検索したところ、
現地の釣り関係のHPがいくつかHitした。
すごい迫力。やはり、野生下での美しさには敵わないのか…??
http://plaza.rakuten.co.jp/obakans/diary/201204060000/



いつかはアマゾンに釣り旅行に行きたいなーとか、危険なことを思ってしまったのでした…。

チョコレート・グラミィ~バレンタイン前日につき

たまには時節ネタを・・・。



DSC_0126.jpg

チョコレート・グーラミィ。
学名:Spherichthys osphromenoides
東南アジアに分布する、小型のグーラミィの仲間。


DSC_0127.jpg

名前もズバリだし、比較的入手しやすいし、見た目も可愛いし、
バレンタイン・シーズンにはあちこちの水族館で特別展示されていたりする。
けど、この環境じゃ、ちょっと残念…。
本当はもっと濃い茶色に染まって、まさにチョコレートの名前に恥じない姿になるのだが…。



ちなみに本種、15~20年くらい前には入手も難しく、飼育も難しく、値段も高く・・・と、
まさにマニア憧れの魚だった。
(本種と、ラスボラ・カロクロマ、ベタ・マクロストマをあわせて、
「東南アジア3大飼育難魚」なんていう人も・・・)。


当時、中学~高校生でアクアリストの駆け出しだった自分にとっても、
もちろん憧れの魚。
それまで知っていた、パール・グラミィとかドワーフ・グラミィとは一線を画す渋い美しさと、
飼育面での敷居の高さから、おいそれと手が出なかった。
(値段的に無理だったというのもある)。
代わりにピグミー・グラミィ飼ったりしていたなぁ。
いま思えば全然違う魚だけど、当時は「小さいグラミィ」が欲しかったのだ。


最近では値段も下がり、輸送&キープ技術も向上して入荷状態も良くなり、
すっかりポピュラー種の仲間入りといったところか。
それでも、5年くらい前に一度だけ飼育にチャレンジしたことがあるけど、
2~3ヶ月で白点病が出て死んでしまって、やはり決して飼育の簡単な魚ではないな、
というイメージ。


いつかまた飼育したい、僕にとっては相変わらず、憧れの魚なんです。
(だから、こんな風にイロモノ的扱いを受けて展示されていると、ちょっと複雑というか…。
チョコグラ見るなら、アクアマリンふくしまの東南アジア水槽が最高に現地感のある水槽で、レベル高いです)


※この写真を撮ったのがどこの園館だかは、内緒にしておきます。
プロフィール

RA's Aqua Pictures

Author:RA's Aqua Pictures
熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
写真(デジイチ)は目下、修行中。

魚についての話、写真の感想など、色々コメントいただけると大変嬉しいです。

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