“#どこかわかったら超水族館通”  「知る人ぞ知る世界」の、奥の深さ

2017年6月12日。

Twitter上に突如現れた「」というハッシュタグ。



■"祭り”の始まり。

最初にこのタグを使ったのは、私も仲良くさせてもらってる某水族館員の魚ハンターさん。

何気ない水族館写真に添えられたこのハッシュタグに反応して、

日本中の水族館ファンの方々が自慢の写真を上げまくる!

(というかすみません、口火を切って連投しまくったのは私です。。。)



■つくづく、秀逸なタグ。

それにしても、この「」というタグの面白さ。

単純に綺麗な水族館の写真だとか、マニアックな生物の写真は

いつもTwitter上で拝見していますが、それともひと味違うんですよね。


ラー油のCMみたいなこと言いますけど、

「分かりそうで分からない、だけどよく見ると分かる人には分かっちゃう写真」なんですよね。

(いや、そう考えると完全に「分からない人には絶対分からない」内輪ネタなんだけど。。)



■別にルールはないけれど。

この手のお遊びに、別に「お作法」は要らないけれど、

他の方の投稿とか、自分の投稿を眺めていると、やっぱりある程度の傾向はあるみたいです。


①「誰が見ても分かっちゃう」ではない。

日本にあまたある水族館の中にも、有名どころとマイナーどころがあるわけです。

有名どころの水族館の、超目玉展示。

下手すると、実際にその園館に行ったことがなくても写真を見れば

誰しも「あぁ、あそこだ!」って分かっちゃうような展示もあるわけです。


例えば

・葛西のマグロ水槽(ドーナツ水槽) とか

・美ら海の大水槽(ジンベエザメ) とか。

(くそ、なんで両方とも写真がないんだ!!)


こんなのもそうですよね。

(以下、無断転載を避けるため、僭越ながら自分が撮影した写真だけ紹介します。

 他の方が上げていた素晴らしい写真の数々はぜひ「

 で検索してみてください)


DSC_6714.jpg

これはもう、明らかにあのクラゲ水族館のクラゲ大水槽ですよね。


DSC_0924.jpg

シャチといえばあそことあそこと…ですよね。その中でこのプールとショーのクオリティは…?



②「さっぱりどこだか分からない」もちょっと。。

「全国どこにでもよくいる生き物」ってのが、けっこういます。

それ自体は人気の証でもあるので、なんら否定しないんですけど、

そんなメジャー級生物をアップで撮った一枚、なんてのは、

今度は特定する手がかりが無さすぎてお遊びにならないんじゃないか、なんて思います。


DSC_0991.jpg

チンアナゴといえば…すみだ水族館?京都?

いえいえ違います!


DSC_2485.jpg

ミズクラゲ!クラゲといえば!加茂水族館!?新江ノ島??

いーえ、違います!


と、こんなんじゃクイズにならないっすよね。



③「そもそも水族館じゃない」という罠。

「どこまでが水族館か」っていう問題もありますけどね。

(実際、水族館ファンの間では「どこまでを水族館として認定するか」

 っていう話で盛り上がったりします)


少なくとも自宅の水槽とかの写真を上げて「ひっかけ問題」にするのは、

反則ッスよね…。


【クイズ・我が家の水槽はドッチでSHOW?】

※「水族館と見まごうくらい綺麗な水槽」は、残念ながら我が家にはありませんでした。。。

DSC_0650.jpg


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■で、こんなのはどう??

実際「」祭りで上げてみたのはこんな写真です。

「そもそもそんな水族館しらねーよ!」っていうツッコミはご容赦ください^^;


DSC_2605.jpg

東南アジアの淡水エイ「ヒマンチュラ・チャオプラヤ(Himantura chaophraya)」。

たぶん国内で展示したことがあるのは2箇所だけなんで、それさえ知ってれば

だいたい分かるはずッス。

(@板橋区立 熱帯環境植物館 2014年5月)



DSC_0064_201706132316450c6.jpg

シイラ(Coryphaena hippurus)。

地味に難問だったみたいです。

シイラも、展示したことのある水族館はかなり少ないはずなのですが、

東北・日本海側の水族館が展示してた、ってのは意外なのかも…!

「水槽の青さとイサキの多さ…GAOですね!」って返信が来たときはびっくりしました。

脱帽です。マニアって怖いです(笑)

(@男鹿水族館GAO 2011年7月)



DSC_0285_2017061323281906a.jpg

えーと、水槽の表面が結露していたらこのワイパーで自分で拭くんです。

他にはなかなかない工夫だと思います(笑)

リニューアル前の、鶴岡市立加茂水族館(2013年7月)。



■「知る人ぞ知る」水族館の世界。

興味のある方はぜひ「」でTwitter検索いただければと

思います。日本中の水族館ファンの方の「とっておきの写真」だらけです。


……まぁ、「この照明の雰囲気は、、、**水族館だッ!」とか

「この底砂の感じは、、、**水族館の◎◎水槽ですねッ!」とか

もはや魚や生き物と関係ないところで盛り上がったりしてて、

うん、変態の巣窟としか言えないんですけど(←いい意味で!)。


なんてったって

DSC_4255.jpg

この写真、どこにでもいるマガキガイ(Strombus luhuanus)。

「悪い見本(特定できない)」のつもりで上げたんですけど

「これ、すみだ水族館ですよね?」ってズバリ特定されたときは、鳥肌が立ちました。。。

マニアって怖い!



でも、一見はどこも似たり寄ったりな水族館施設でも、

実はそれぞれに工夫を凝らし、それぞれの園館で特徴があるってこと、

そして、そんな水族館が日本には幾つもあるってこと、

それって素晴らしいなぁと、今回の「」祭りを通して

改めて思ったのでした。

(ついでに、そんなマニアックな話で盛り上がれる人々が、

 日本のあちこちにいるんだな、ってことも。)


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熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
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