【魚日記】震災のときのこと。①

ずっと前にmixiに友達限定で書いた日記だけど、
ふと、そろそろBLOGで公開してもいいかなと思えたので、転載してみる。


【魚日記】震災のときのこと①  2011年5月12日 執筆

3.11から二ヶ月経ちましたね。
まずは、震災・津波で亡くなられた方に、本当に心よりお悔やみ申し上げます。


人命とは比較にならないことは分かっているけれど、
この2ヶ月の、僕の魚日記を書きます。


3月11日。
地震があって、俺は出張で青森にいて、
自宅に戻ったのが深夜1時すぎ。
停電で真っ暗な中、部屋に入って、ライトなんて持ってなかったから、
携帯の灯りとライターで水槽を照らしてみて
とりあえず、水槽も割れてないし、
泳いでいる魚がちゃんといることを確認。

保温とか、何かしてやりたいと思ったけど、
暗いし床中散らかってるし、何も出来ず退散。


3月12日。
車で寝て、目覚めて、部屋に戻った。
寒い日だったなぁ。車の中で、寒さで目覚めたもん。
はっきりいって、部屋に入るまで、この時点で全滅を覚悟してた。


部屋に入って、まだ薄暗い中、水槽を覗く。
水温は15度くらいだったかな。
みんな、水槽の下のほうでじっとしてた。
テトラ(そういえばレッドファントム、買ったばかりだった。。。)とかは既に、
ひっくり返ってかろうじて動いてた。
時々、狂ったように突進する魚がいた。


正直、心が折れかけた。
何をしていいのか分からなかった。
いっそそのまま放置して逃げちゃおうかと思った。

けど、
もしかしたら、すぐに電気が戻るかもしれないし、
目の前でなんとか生きている魚たちを見たら、
やれるだけのことはしようって思った。

一番大きい鍋に水槽の水を汲んで、
キャンプ用のコンロでお湯を沸かして、水槽に戻した。
できるだけ温度が保たれるように、一番大きい水槽に魚をまとめた。
お湯のおかげで水温が23度くらいまでは上がって、魚たちが少し元気に泳ぎだした。
水槽の周りを断熱マットでぐるぐる巻きにして、祈るように部屋を後にした。


3月13日。
夕方、部屋に戻った。
部屋の空気からして冷たくて、
そっと水槽のガラスを触ったらもっと冷たくて、
水槽の中を見なくてもだいたいどうなってるかは想像がついた。
バケツを持ってきて、枯れた水草を全部入れて、
それから死んだ魚をすくっていった。

それでも、何匹か生きてるのがいて、
そいつらを小さめの水槽にまた移して、またお湯を沸かして入れた。


そのあと、夜になって電気が戻って、
コウタイ1匹と、コリドラス2匹、パキスタンローチ1匹、アジアンバンジョー2匹が生き残った。


(続く)
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ジャンル : ペット

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熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
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