20130106_サンシャイン水族館②

サンシャイン、続いては淡水水槽を。


まずはアマゾン水槽。
古い記憶だけれど、リニューアル前の旧サンシャイン国際水族館もアマゾン水槽があって、
確かアクアテラリウム風に水上部に流木をあしらってグリーンイグアナやリスザルを飼育していたように記憶している。
リニューアル後もそのコンセプトは踏襲されているようで、水上の流木に大きなグリーンイグアナが寝そべっていた。
ただし、魚たちは未だ育成中、という感じで、あどけない顔をした(といっても30cmくらいある)ドラードや、シルバーアロワナの未成魚が泳いでいた。
南米産の中~大型シクリッドとしてグリーンテラーをピックアップするのはなかなか珍しいような気もするんだけど、いい色を出していたので一枚。

DSC_0712.jpg


つづいて、アフリカ水槽。
ベロベロにヒレが伸長して婚姻色の出たコンゴテトラや、トーマシィやペルヴィカクロミスといったアフリカ河川産シクリッドが乱舞していて、なかなかに華やか&賑やかな印象。
コンゴテトラに混じって、イエローコンゴなどアフリカンカラシンは数種がいたように思う。

だがしかし、それらに混じって大量のエレファント・ノーズが泳いでいるのは、
ちょっといかがなものかと…。

DSC_0714.jpg

こちらは長く伸びた「鼻」(正確には「吻」)の先に口がある、
「ダブルトランク・エレファント」と呼ばれるタイプ。



DSC_0715.jpg

こちらは下顎だけが長く伸び、その付け根に口がある、いわゆるノーマルのエレファントノーズ。


エレファント・ノーズは、アクア業界でも初心者がもの珍しさに飼育してうまくいかない、
という魚の代表格のように思う。
とかくエサ食いが下手くそというか、その特徴的な「鼻」で砂の中のエサを探してついばむという独特な食事の仕方をする魚なので、一般家庭でも他の魚との混泳ではエサが摂れないことが多い。
かつ、本来は丈夫な魚なので、エサが食えないからといってすぐに死ぬことなくガリガリに痩せ細ったまま水槽をフラフラ泳ぐ、という姿をしばしば(ペットショップの水槽等でも)目にする。


サンシャインにいたのも、まさにそんな感じに見えた。
この水槽にエサをあげることを想像すると、恐らく水槽の上部から投げ込まれたエサは
たくさん泳いでいるコンゴテトラやシクリッドたちが食べ尽くし、エレファント・ノーズたちの本来の食事場である水底にはたどり着かないのではないか。
或いは、夜間に冷凍アカムシなどを水底に撒いてやるなどすればまた別なんだろうけれど。


エサの問題に加え、そもそもが夜行性の強い魚なので、こんな風に明るい水槽を泳ぎ回っているのもなんだか違和感なんだよなぁ。
さらに、本種(を含む、モルミルスの仲間は)、弱い電気を発してレーダーとして使う(縄張りを作る)、
というこれまた特異な生態を持っているので、サンシャインの水槽のようにたくさんの魚が泳ぎまわる水槽でごちゃ混ぜ飼いされているというのも、なんだか違うんじゃないかと思ってしまった。
(一般には、複数飼育をすると磁場レーダーが狂ってしまうので、よろしくないとされている)。


元々が面白い容姿と生態を兼ね備えた魚なので、
もっとその面白さが引き出せるような飼育方法があるんじゃないかと思ってしまうんだよなぁ。


DSC_0716.jpg


とはいえ、生き物の飼育に絶対はないので、或いはこの飼い方で上手く飼えているのかも知れない。
上の写真のように、複数個体が特に小競り合いをすることもなく並び、「鼻」で岩肌のエサを盛んに探しまわる姿も観察できた。
これについては一回だけの訪館で決め付けるのではなく、次回訪れたときにどうなっているか、要チェック項目としたいと思っている。
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