20101128_板橋区立熱帯環境植物館③とんとんみー

板橋区立熱帯環境植物館は、
また、トビハゼ(マッドスキッパー、沖縄名トントンミー)が、大変観察しやすい水族館でもあった。


理由としては、それほど広すぎない水槽に、割と個体数が多く飼育されているということ。
故に、5分も水槽の前で粘っていれば、誰かしらナイスポーズで写真を撮らせてくれる。
過密でない程度にたくさんの個体が飼われているので、
トビハゼの魅力であるケンカ(私見ですが)も適度に起こり、観ていて躍動感がある。
そして、これはスタッフの方々には申し訳ないんだけど、割と空いているのでじっくり水槽の前で粘れる。


僕は計15分くらいかな……水槽の前で粘ってました。
トビハゼ、好きなんです。昔、飼育していたこともあるし。



そんなトビハゼの大きな魅力の1つ!

それは……この、トボけた顔ではないだろうか。
(写真が暗くて申し訳ないです。。)

DSC_1063.jpg


ピョコンと飛び出た眼、まるで手のような胸ビレ、何ともいえないおちょぼ口。
手から餌を食べるほどにまで人に慣れるその性格も含め、個人的にはBest of Pet Fishの称号を捧げたい。
(できれば純淡水で簡単に飼えれば、もっといい魚なんだけどなぁ)。


昔、自分で飼育していた時は1匹で単独飼育していたけれど(そのほうが人に慣れるし、ケンカしないので無難)、
広い水槽で何匹かを飼えば、こんな光景も目の当たりにできる。

DSC_1071.jpg


なんともトボけた顔のせいで、写真にするとまるで井戸端会議してるような光景だけど、
実は、トビハゼは非常に縄張り意識の強い魚。
等間隔に並んだ彼らの間にはピリピリした緊張の糸が張り詰めている。



DSC_1064.jpg

真ん中の個体が、普段は折りたたんでいる背びれをピンッと張っている。
威嚇のポーズ。
次の刹那、相手の個体に飛びかかり、追い払う。
小さな体ではあるけれど、その瞬間は観ているこちらも思わず、「ハッ!」と息を呑んでしまうほど。
(本当はその瞬間を撮りたかったんだけど、あまりに速すぎてなんとも。。。)


そしてこの背ビレを開く瞬間が、トビハゼ好きな自分にとってはとても貴重な瞬間。
なぜなら、トビハゼの種類や性別を見分けるために、背ビレの模様や形がとても重要なキーだから。


DSC_1061.jpg

だから、こんな1枚を撮るために、じっと粘っているのです。

水槽のラベルでは「ミナミトビハゼ」となっていたけれど、
この写真を見る限りでは、第1背ビレが赤く染まっていて条が白いこと、
胸ビレが赤く染まっていることから、
この個体は「インディアン・マッドスキッパー(学名不詳)のメス」に見えるなぁ。
ぱっとみ地味な魚だけど、何気に綺麗だよなぁ。
この美しさは、辛抱強く背ビレを広げるのを待っていた者だけの特権。


(※トビハゼの種類の簡単な見分け方は、下記HPを参考にしています。)

http://pro.tok2.com/~mudskipper/
http://ki.itigo.jp/marli/mudskipperland/


と、もし水族館でトビハゼをみた時には「へー、カエルみたいで変な魚~」というだけでなく、
ぜひ足を止めて、じっくりその行動や美しさを確認していただきたいな、と、
トビハゼ好きな自分としては願うのであります。


そして追記すると、ここのトビハゼ水槽には小型のシオマネキなんかもいて、面白かった。
……トビハゼの撮影に夢中で、うっかり見過ごしてしまったけど。



(※今回の記事、全体に暗い色調の写真ばかり。。明るいレンズ忘れた自分が悪いのだす。。。)
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Author:R.Aruga
熱帯魚(特に底モノ)をこよなく愛してます。
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